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インドネシアは世界で3番目に多くのコーヒー豆を生産している国!

2021年のインドネシアのコーヒー生産量は約65万トンで、このうち、アラビカコーヒーの生産量は約3割、ロブスタコーヒーは約6割となっています。(コロナの影響により生産量が落ちましたが2020年は約839,646トンでした。)

((インドネシアのコーヒー生産地には、ランプン、東ジャワ、北スマトラ、アチェ、バリなどがあります。))

インドネシアのコーヒーは生産地が主に4つあり、アラビカ種とロブスタ種の両方のコーヒーを生産していますが、ロブスタ種がより一般的です。主な生産地はスマトラ島、ジャワ島、スラウェシ島、バリ島などです。インドネシアのコーヒーは、豊かな味わい、フルーティーな香り、そして濃厚でスパイシーな風味が特徴で、世界中で愛されています。生産地によって香りや味わいが違うので、インドネシアはコーヒーの宝庫と言われています。

目次

アラビカとロブスタって何?

そもそもアラビカ種とロブスタ種って?という方に簡単にご説明します。
アラビカ種とロブスタ種は、コーヒーの2大種類です。そして2種はそれぞれ異なる特徴を持っています。

アラビカ種:世界中で最も広く栽培されているコーヒー種。風味や香りが優れていることから、高級コーヒーの原料として高く評価されています。味は酸味があり、芳醇な香りとフルーティーな味わいが特徴です。

ロブスタ種:より強い味わいと苦味があり、アラビカ種よりも酸味が少ない傾向があります。また、低地での栽培に適しており、病害虫に強いことから、アラビカ種に比べて生産性が高いことが特徴です。

インドネシアコーヒーの生産地による味や香りの特徴

インドネシアは、世界有数のコーヒー生産国の1つであり、優れた品質のコーヒーを生産しています。インドネシアのコーヒーには、主に以下のような生産地の違いによる特徴があります。

【スマトラ島産コーヒー】

スマトラ島のコーヒーは、特有の香りがあり、濃厚でスパイシーな味わいが特徴的です。スマトラ産の代表的な品種には、「マンデリン(Mandheling)」、「グノン(Knowone)」、「リントン(Rintong)」、「アチェ(Aceh)」があります。これらのコーヒーは、低酸度でコクがあり、濃厚で風味豊かな味わいが人気を集めています。

【ジャワ島産コーヒー】

ジャワ島のコーヒーは、豊かなコクが特徴で、まろやかな味わいが人気です。代表的な品種には、「ジャワ(Jawa)」、「イースト・ジャワ(East Java)」、「セミロ(Semiro)」があります。ジャワ島産のコーヒーは、リッチな風味と、微かな甘みが特徴です。

【バリ島産コーヒー】

バリ島のコーヒーは、酸味が少なく、まろやかでフルーティーな風味があります。バリ島産のコーヒーには、コーヒーチェリーの甘い香りが特徴的です。代表的な品種には、「バリ(Kintamani)」があります。

【スラウェシ島産コーヒー】

スラウェシ島のコーヒーは、フルーティーで酸味が強く、スパイシーな味わいが特徴的です。代表的な品種には、「トラジャ(Toraja)」、「カリマンタン(Kalimantan)」があります。スラウェシ島産のコーヒーは、フルーティーで甘い香りがあります。

これらの特徴は一般的な傾向であり、それぞれの産地で品種や処理方法が異なるため、実際の風味には多様性があります。また、インドネシアのコーヒーには、特有の生産方法があります。

例えば、ゴモン(Giling Basah)と呼ばれる湿式精製法が、スマトラ島で一般的に使用されています。この方法により、豊かで複雑な風味が生み出されます。

インドネシアのコーヒーは、一般的にボディが豊かで、酸味が穏やかなものが多く、コクと風味が豊かであり、香りも特徴的です。また、低酸度であるため胃に優しいとされています。

インドネシアのコーヒーは、世界的に高い評価を受けており、コーヒー愛好家にとっては欠かせない存在となっています。このように、インドネシアのコーヒーには、豊かな風味や香りの特徴があり、それぞれの産地で異なる個性が感じられます。ぜひ、様々な産地のコーヒーを試して、その魅力を味わってみてください。

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